Creative Summer Camp 2015参加者インタビュー 第1弾!〜就活と両立をした夏を語る〜

Creative Summer Camp 2016の参加に迷っている方必見です!
本日より、1・2期の参加者インタビュー記事をどんどんアップしていきます!

今回は、2015年の赤湯コースに参加し、現地発表会で優秀賞を獲得した「チームG」の吉川大介さん(東北新社・新卒1年目)にお話を伺いました。
※CSCとは、29歳以下の若手クリエイターが地域に訪れ、PR映像を制作するハッカソン型プログラム。
クリエイティブ業界の最前線で活躍する講師の方々を招き、直接レクチャーしていただくことができるクリエイターには堪らないキャンプです。

CSCの様子がわかりやすいインタビューとなりました!どうぞご覧ください!

 

 

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-CSCに参加した理由は何ですか?
my Japan Award 2014で思うような結果を残せずリベンジしたいと思っていたところだったので、まずはキックオフイベントに参加してみることにしました。
そこでCSCの存在を知り、これは参加しないと!と思いました。

 

‐なぜ赤湯コースを選んだのですか?
1番はテーマが温泉だったからです。あとは就活中だったので赤湯の日程(9月4~6日)が一番良かったっていうのもありますね。参加者の中には僕と同じように就活と並行して参加している人もいました。

 

‐ロケハンはどうでしたか?
まず6月(ロケハンの二週間ほど前)にオリエンテーションがあったのですが、そこで三人一組のチームが決まるのでとても緊張していました。二人の社会人の方たちと同じチームになり、1人は関西で教員をやっている方で、もう一人は広告代理店の方でした。僕は一人で申し込んだのですが、中には最初から三人で申し込む人たちもいましたね。
このオリエンテーションでコーディネーターの方に赤湯について説明してもらい、現実味が増しました。

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しかし、僕は就活があってロケハンに参加できなかったので個人的に日帰りで行きました。そのときにチームのメンバーも一緒に行ってくれたので、そこでチームワークが生まれたかなと思います。やはり、撮影前に実際に現地に行くことで赤湯の雰囲気やコンテンツを把握することができたので別日でも行ってよかったと思います!

 

‐本番まではどう過ごしていましたか?
ひたすらチームでアイデアを出し合っていました。僕以外の二人が社会人ということもあり、なかなか実際に合うことはできなかったので主にLINEでやりとりをしていました。企画構想ワークショップではその時点での企画をプレゼンするのですが、他のチームの人や講師の方に散々叩かれました(笑)その時点では最下位だったと思います。


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当初はのんびり人生を生きている人に向けてコーディネーターの方のように熱く生きよう!みたいな CMを考えていたのですが、ワークショップ後にもう一度企画を練りなおそうと考えました。そこで大枠ができたというか、土台をしっかり作ることができましたね。最終的に実際にロケハンで感じた赤湯ののほほんとした雰囲気を映像に落とし込み、「ダメになれる街、赤湯」というコンセプトでCMを作りました。アイデアは思わぬところから生まれたりするので、広告系の仕事をやっていないとアイデアが出せないということはないと思います。


(↓ 実際のコンセプトシート)

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テーマが「赤湯温泉の魅力を世界に発信する」だったのですが、あまりテーマにこだわりすぎても良くないのかなと思いました。温泉も含めての赤湯全体の魅力を伝えないといけないなと思いました。
結局はだれが見てもわかるもの、見ている人に伝わるものを作らないといけないと思います。

 

‐撮影・現地発表はどうでしたか?
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二泊三日で撮影から編集までやらなければいけないのでスケジュール的に忙しかったです(笑)僕たちの班は、「ダメになれる街」という大枠が決まってから絵コンテを書き始めて、おおまかな映像の流れを決めてから撮影に挑んだのでそこまで苦労することはなかったのですが、それでも映像にしてみないとわからないところもあったので難しかったです。

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編集は、どこのチームも夜通しでやっていました。中には体調を崩してしまう人もいたので、今後参加する方にはこまめな仮眠をとることをおすすめします。


‐現地発表会で優秀賞をとったときどんな気持ちでしたか?

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嬉しい気持ちもありましたが、安堵の方が大きかったように思います。企画はチーム全員で何度も練り直し、納得のいくクオリティまで仕上がっていたので、後は撮影・編集担当の自分がどれだけ映像に反映させられるにかかっていると思い、プレッシャーを感じていたからです。
また、忙しい中撮影に協力してくださった現地の方々にも良い結果を伝えたいと思っていたので、本当に安心しました。

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‐CSC全体を通しての感想をお願いします。
今まで知らなかった地域に行って、ロケハンや撮影をして地域のCMを作る機会ってなかなかないと思うのでいい経験になりました。参加者の方も広告系の仕事をしている方や就活生、映像に興味がある学生、まったく別の仕事をしている方など本当に幅広かったので人脈も自分の視野も広がりました。


吉川さん、インタビューありがとうございました。
絶賛就活中だった吉川さんですが、誰よりも真剣にCSCに参加し、作品作りに没頭していたように感じます。

中島信也さんが勤める東北新社に入社できたのも、
このCSCに参加し、彼の才能や努力する一面が認められたからと言っても過言ではないかもしれません!

就活との両立は大変そうですが、
今後の自信につながることは間違いなさそうですね。

現地優秀賞を獲得した吉川さんのチーム、「チームG」の作品はこちらです。

 

【現地最優秀賞】

チームG
作品名:『ダメになれる街、赤湯』

 

 

そしてmy Japanは今年もCSC2016を開催します!
今年の開催地域は、
徳島県神山町、新潟県佐渡島、福島県田村市です。

詳細は、CSC2016webサイト をご覧ください。
スタッフブログやTwitter、FacebookでもCSCの情報を随時更新していきます!

今年もたくさんのご応募をお待ちしております。

text:石黒

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