「Creative Summer Camp」始動。

こんにちは。 my Japan運営スタッフの望月です。
今回は、my Japan初の試みでもある「Creative Summer Camp」(以下CSCと略)のオリエンテーションの様子をお送りします。
CSCとは、それぞれの受け入れ先の地域を1泊2日で視察(ロケハン)し、
その後、2泊3日で撮影・編集をして30秒のCMを作り上げるというプログラムです。

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ゲストはmyJapanではお馴染みの、中島信也さん(校長)と河尻亨一さん(教頭)です。

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まず第一に、どの地域の人々も、もっとたくさんの観光客に来てほしいと願っています。
その上で、現地のキーパーソンに出会い、課題を聞き出し、人の行動を変えていくクリエイティブをつくる。それがCSCの目的です。

今までのクリエイティブ業界において、
地方で合宿するだけのイベントはあったものの、
現地で課題解決型の作品をつくるというCSCのような動きはあまりありませんでした。

中島さんも仰っていたように、CSCのムーブメントが大きくなることは、
日本全体にとって良いことです。
参加者の皆さんには、そのような活動の第一期メンバーとして活躍していただきたいと思います。
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(只見、石巻、長野の3コースに分かれてのチームビルディングの様子)

オリエン中盤には、チームビルディングを行いました。
CM制作のレベルにばらつきがないようにチームを作らせていただきましたが、個々人の心構えとして、以下のアドバイスを参考にしてみてください。

~初心者の心構え~
一つの問題を解決するのに、天才一人が活躍するのではなく、
皆の意見を出し合う時代です。
自分のできる範囲でチームに貢献していきましょう。

~中級者の心構え~
業界で働いている方は、既存のパターンの上でモノづくりをしているかもしれません。
今回皆さんはCSCの第一期なので、今までの仕事のやり方は一度忘れて、
できるだけ素のままで参加しましょう。

また、ここまでで具体的な作品づくりのイメージが沸かないという方は、以下の動画を参考にしてみてください。


(Rice Code)
こちらは、博報堂の須田さんのチームの作品です。
先日のカンヌ・ライオンズでも受賞しています。
こんな風に、現地に行ってみたいと思わせるクリエイティブを目指してみてはいかがでしょうか。


(Deliver Hope Project)
これは、企画に河尻さん、スーパー・バイザーにレイ・イナモトさんも関わっている、石巻日日新聞のプロジェクトです。
現地の人は何を言いたいかを聞き込み、ネタを発見する。
インタビューそのものが企画にもなり得る。

最後に、現地の人と触れ合う際に気をつけるべきことをひと言ずついただきました。

河尻「なぜ自分がこのコースを選んだのか、何を面白いと思ったのかを、事前にクリアにしておくことが大切です」

中島「現地の雰囲気を味わうためのセンサーを準備しましょう。そして現地の人が気づいていない魅力を発見できると最高です。頭は準備、体は解放することが大切です」

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(左から、校長の中島さん、myJapan代表の岡本、教頭の河尻さん)

中島さんからは、「頭は準備 体は解放」というCSCのキーワードとなるような言葉をいただきました。
参加者の皆さんに有意義な時間を過ごしていただけるように、
これから3ヶ月間、my Japanはスタッフを増員してCSCに取り組んでいきますので、宜しくお願いします!

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