12月6日(日)に渋谷ヒカリエホールBにて「my Japan Award 2015 FINAL」がおこなわれます。
今年で6周年目を迎えるmy Japan Award とは、日本に生まれる様々な価値を、クリエイティブの力で海外に発信するコンテストです。「ひとりひとりが思う日本の価値=my Japan」を表現し、その「my = 独自」の企画性と表現の力で競います。
そこで今回、my Japanを運営している学生スタッフにインタビューをしました!
彼らmy Japanが行うイベントの魅力やその活動内容、また、後半には「my Japan Award 2015 FINAL」で特に注目してほしいポイントなどを紹介していただきます。
-はじめに、お二方に自己紹介をお願いします。
(左)阿部さん (右)黛(まゆずみ)くん
阿部「東京経済大学3年生の阿部瑛里花です。大学では放送研究会というサークルに所属しています。高校3年生の時に観た『横道世之介』という映画で、東京の生活に憧れを抱き、仙台市から上京してきました!」
黛「僕は成城大学マスコミュニケーション学科3年生の黛純太です。ふだんは、大学の部活で合気道もやっています。週に5日も稽古があるので、my Japanの仕事との両立は正直大変です…。」
阿部「黛くんは本当に合気道がんばってるよね。よくご飯に誘っても『稽古なのですみません!』ってことが多い(笑)。」
黛「すみません!(笑)でもそんな僕のこともスタッフの先輩方は考慮してくれるので、非常にやりやすいです。」
阿部「それはお世辞じゃ…」
黛「ないです!!(笑)」
-二人は同学年、同年代なのですね。そもそもなぜmy Japanスタッフになったのですか?
黛「僕はもともと広告業界に興味がありまして。実は今年のキックオフイベントに参加者として参加していました。」
阿部「そうなんだ!ご来場ありがとうございました。(笑)」
黛「いえいえ。そこでmy Japanの『日本の価値を海外へ』というミッションに惚れてしまって。そもそも僕が合気道を始めたきっかけにも似ていたので、そのイベントの時に、運営スタッフに入れてくれ!と頼みました。」
阿部「なるほど。しっかりしているね〜。」
黛「阿部さんは?」
阿部「わたしは、サークルの先輩がmy Japan Award 2013の受賞者で。スクランブル交差点のQ’s EyeにCMが放映されているのを見に行った時に、『うわ、かっこいい!』って純粋に感動したんだよね。その勢いで去年ファイナルイベントのボランティアに参加したら、運営スタッフの皆さんがキラキラして見えた。それで、わたしも仲間に入りたい!と思ったの。」
黛「やっぱりスクランブル交差点での作品放映とか、渋谷ヒカリエっていう大きな会場でイベントやるのってカッコイイですよね!いまも『Creative Summer Camp』っていうmy Japanの他プログラムでの受賞作品がスクランブル交差点で放映されているのを見て嬉しくなります!」
-二人とも2015年から関わっているのに、熱意が感じられます。ちなみにmy Japan スタッフとして今年一番の思い出や、自分の中で変わったことってありますか?
黛「僕は、PRチームに属しているのですが、SNSでのイベント告知・状況報告やブログの更新などを仕事にしています。7月に行われた『絵コンテWS』でSNSの更新を任せてもらったことが思い出です。初めての現場での仕事だったのですごい緊張と達成感を得ましたね。」
阿部「たしかに。黛くんがスタッフになって間もなかったけど、本当にしっかりと仕事をしてくれて助かりました。同い年だけど、黛くんの仕事に対する姿勢や反応が変わっているのを見ると嬉しくなります。」
黛「イベントの後にも先輩たちに褒められてすごい嬉かった。ゆとり世代は褒められて伸びるタイプなので。(笑)基本的に僕はパソコンと向き合う仕事が多いので、ネット上での反応がいいとすごく嬉しいですね。皆さんからの“イイネ!”が何よりの励みです。」
阿部「その反面、わたしは副代表という立場もあり、この一年で本当に多くの人や環境に出会えたことが一番の思い出かな。my Japanはいろんな方向から、力をお借りして運営しているので、そこでのお付き合いが大切だなと各プログラムで感じています。」
黛「本当にその通りですよね。イベント運営には色んな方面からの協力が欠かせない。」
阿部「うん。今年は特にゲストの方も大変協力してくださって、イベント自体がすごく盛り上がった!もちろんスタッフのモチベーションも上がったよね。」
黛「SNSでの反応もすごくよかったです!」
阿部「だから私は、my Japanに関連しそうなイベントとかにはフットワーク軽くして行くようになったかな。イベントや運営の参考になる記事とかも読むようにして。すべては来場してくれるお客様と協力してくださるゲストの方々、そして私たちが楽しいと思える時空間を生み出したい気持ちが芽生えたことが、自分の中で変わったことかも!」
-二人とも、この1年間で得るものたくさんあったようですね。今後、my Japanの中で、または個人的にどんな活動をしていきたいですか?
黛「単純ですが、my Japanをもっと有名にしていきたい!」
阿部「具体的には?」
黛「僕ができることとしてはやはりPRですね。いまは近くでかっこいい先輩たちの背中を見てPRのノウハウなどを吸収して成長していきたいと考えています。いずれかは自分自身の力で世の中にmy Japanの魅力や活動を広げていきたいです!」
阿部「その熱意がまさに体育会系!黛くんは本当に純粋で尊敬します。」
黛「とんでもありません!阿部さんは?」
阿部「私は、my Japanを通して、多くの人に日本の魅力って何かを教えてもらいたいです。人それぞれ、住んでいる環境が違ければ、魅力に感じることも違うと思うので。そういう意味で、my Japan Awardに応募する参加者の幅も、私たちの活動範囲もひろげていきたい。あと個人的には、国内旅行にたくさん行きたい!美味しいものとその地域特有のものに目一杯、触れたいな。」
黛「なるほど。ぼくもPRがんばります!ぜひ皆で旅行にも行きましょう!」
-スタッフ同士仲が良いのが伺えました。それでは最後に、12月6日(日)に開催する、ファイナルイベントの魅力を教えてください!
黛「なんといっても第一部のトークセッションでしょうね。とにかく、ゲストが豪華です。名前だけ見てもピンとこない人は代表作を見てもらえればわかると思いますが、こんなに豪華なメンバーが一堂に会することなんてほとんどないんじゃないですか!?」
阿部「本当にそうだよね。7人のゲストの方にお越しいただけるなんて豪華すぎる!今回はセッションを3部に分けて、トップクリエイターの人に、映像制作という観点で、何を大事に考えて、どんなクリエイティブ要素がこれから必要になっていくのかというのを話してもらう予定です。」
黛「ちなみに、阿部さんが気になるセッションは何ですか?」
阿部「私は、伊藤直樹さんとえぐちりかさんがゲストの『第二部 デザイン編』が気になっています!やっぱり私自身、目を惹くモノとか洗練された空間ってすごくワクワクするんだよね。そういうデザインを考えている人たちって、誰に対して、何を感じて欲しくて、どういう風にアイデア出しているのかが身近じゃないからこそ気になる。」
黛「たしかに!今回は“映像を引き立たせるアートディレクション”というテーマなので、my Japanとしても新しい形のトークセッションになりそうですよね!」
阿部「うん。映像制作する人たちにとっても、デザインからの視点は重要になりつつあるからね。このトークセッションを聞いて、ぜひ来年のmy Japan Awardに素晴らしい作品が応募されることを期待しています!」
黛「クサいセリフになりますが、絶対に来て後悔しないですよ。それは保証できる1時間半になりそうです!」
お二方、今回はありがとうございました。my Japanではスタッフが和気あいあいと、常に「イベントの質を上げる」「クリエイティブ業界の活性化」を目指して、様々な視点を考慮しながら、運営をおこなっているようです!
<イベント詳細>
▽日程・場所
12月6日(日)16:00〜(15:30開場)
@渋谷ヒカリエ9階ホールB
▽ゲスト(予定)
中島信也(東北新社) / 福里真一(ワンスカイ) / 木村健太郎(博報堂ケトル) / 伊藤直樹(PARTY) / 河尻亨一(銀河ライター) / 黒田秀樹(黒田秀樹事務所) / えぐちりか(電通)
▽スケジュール
15:30 開場
16:00 開演
16:10 トークセッション
18:00 my Japan Award 2015 表彰式
20:00 表彰式終了(予定)
20:00~21:00 交流会
※当日、スケジュールが予定と変更になる場合がございますが、ご了承ください。
▽トークセッションの詳細 テーマ
「Creator’s Hint!〜最高の映像を作るために必要なこと」
アイデアを起点とするプランニングや、見ている人をはっとさせるアートディレクション、プランニングを映像化する映像ディレクション…、
など映像を作る上で、必要なことはたくさんあります。今回は、広告・クリエイティブ業界で活躍するトップランナーの方々を呼び、クリエイティブを生み出す秘訣を若手クリエイターに伝授します!
[session1]「アイディアを出すためには?優れたアイディアはどこから発想するのか。」
伊藤直樹氏×木村健太郎氏×福里真一氏
[session2]「映像を引き立たせるアートディレクションとは?映像におけるデザインの視点」
伊藤直樹氏×えぐちりか氏
[session3]「映像においての演出、現場で考えるべきこととは?」
福里真一氏×黒田秀樹氏×河尻亨一氏
お申込みとイベントの詳しい内容 http://myjapan2015.strikingly.com/
text : Erika Abe