6月30日(土)、Creative Summer Camp(以下CSC)2016のオリエンテーションを行いました!
会場は旧練成中学校を利用して造られたアートセンター「アーツ千代田3331」の体育館をお借りし、復興庁さんのイベントと合同で開催させていただきました。
この日がCSC参加者の方の初顔合わせとなりましたが、自己紹介やグループワークを通してすぐに打ち解けていた様子でした!
CSCとは?
CSCとは、my Japanが開催する若手クリエイターのための映像制作プログラムです。
1泊2日でロケハンへ行き、その後2泊3日で撮影・編集・現地発表会を行います。
クリエイティブ業界の最前線で活躍する方々も講師として同行していただき、現地では映像制作のアドバイスをもらいます。
また、このキャンプで出来上がった優秀な作品は渋谷のスクランブル交差点のスクリーンで放映いたします!
実際に現地を訪れ日本の地域の「今」を映像にすることで、地元の人も気付かなかったその地の良さに気づくことが出来るかもしれません。
このキャンプが、若者が日本の魅力をクリエイティブの力で世界に発信していくきっかけになって欲しいと考えています。
そして、三年目となる今年は徳島県の神山町、新潟県の佐渡島、福島県の田村市の3地域で開催いたします。
この日のオリエンテーションでは、まずmy Japan創設者である岡本さんからCSCの概要の説明と昨年の様子、そしていいチームの作り方についてお話させていただきました。
こちらの動画は、CSC 2015の全地域の様子をまとめたものです。昨年は会津若松(福島県)・赤湯(山形県)・石巻(宮城県)で開催しました。
映像制作におけるチームワークとは
岡本さんによると、CSCで毎年いい映像を作っているチームの傾向として役割分担がきちんとしているということが言えるそうです!
例えば3人1組だと、まず企画を立てる人がいて、次に映像を撮る人、そしてその映像を編集する人が必要です。
この三つの役割がちゃんと分担できているところは、上手く作業を進めていたと岡本さんもおっしゃっていました。
そのお話の後は、ついに地域ごとにまとまり、現地コーディネーターの方から説明を受けたり、メンバー同士の自己紹介、映像企画コンセプトシートの記入などを行いました!
グループワークでは、地域コーディネーターの方からのお話を参考に、ロケハンで行きたいところや映像のコンセプト等を発表しました。
ロケハンは、その地域を理解するために現地の方々と交流したり、本番で撮影する場所を決めたりと、映像制作にとってはとても重要な二日間です。
各グループごとで、自由行動でどこに行こうかと話し合いにも熱が入っていました!
また、CSCの校長である中島信也さんからは、”見てもらえる映像”の制作の仕方についてお話をしていただきました。
「高い山がある」「綺麗な川がある」「古い神社がある」などといった情報を伝えたい時、直接口で伝えれば、きっとほとんどの人がその話に耳を傾けてくれると思います。
ですが、もしこれが映像の場合だったらどうでしょうか?
ただ風景をずっと映しているだけの映像を見てくれる人は、恐らく少ないはずです。
このように情報をただ伝えているだけの映像を作っても、人はなかなか見てくれません。
そこで、”これを盛り込めば、人に見てもらえる映像に変化させることが出来る!” という
とっておきの方法を中島さんに教えて頂きました!