映像の出来は、アイデア次第
その方法とはズバリ、アイデア!
中島さんにとって、アイデアとは『何か』をプレゼントするということ。そしてその『何か』とは、面白い!かわいい!という感情や、感動などを与えるような、人の心を動かすようなものでなくてはなりません。
見る人の心に贈る、ということを意識すれば、きっと自然と”見れもらえる映像”が出来上がるはずだとおっしゃっていました。
では、人の心を動かすようなものとは具体的にどういうものなのでしょうか?
例えば、キャラクターを登場させたり、歌ものにしてみる、といったビジュアル系のものもそうです。
一回見ただけであるフレーズが頭から離れなくなったり、世界観が独特だったりと、印象に残りやすいものはこのジャンルであることが多いです。
そして昨年のmy Japan Awardの最優秀賞も、歌を使った映像でした!
他にも、人に注目したドキュメンタリー系は、視聴者を引き込む要素が多くつまっています。
ドキュメンタリー映像はリアリティがあるため、出演者への共感や親近感、感動などを多くの人与えることができるのだそうです。
ですが、やはり一番良いのは、”思わず人にプレゼンしたくなるほどの自信作”を思いつくことだそうです!
何度もブレーンストーミングを繰り返し自分のアイデアを客観的に見つめ直すことが大切だとおっしゃっていました。
そしてこの日はカンヌ国際広告祭でフランスに行かれていた河尻亨一さんと、昨年のCSC赤湯コースに参加され、現地最優秀賞を獲得された北島さんからも、ハングアウトを使用してコメントをいただきました。
「アイデアが無ければ、その映像は結局伝わったことにはならない」という厳しい言葉の反面、「参加するなら、出し惜しみしないでどんどん講師の人に自分のアイデアを見てもらうべき!」と、CSC三期生への熱いメッセージもいただきました!
さて、いよいよ今週末からはCSC神山町コースのロケハンが始まっております。
お天気にも恵まれ、参加者の方々もとても有意義な時間を過ごしていると思います。
三年目となる今年は、どんな作品が出来上がるのでしょうか。今から楽しみです!
来週は佐渡島、再来週は田村市コースのロケハンもあります。CSCの様子は、随時ブログ、FB、ツイッター、インスタグラム(@myjapan_csc)などで紹介していくので、是非見てみてください!
ご協力していただいた、
復興庁様、アーツ千代田様、ありがとうございました!
text:菅原あかり