福島を体験し、クリエイティブで発信しよう!なぜCSC2017は、福島なのか?

4年目になる2017年のCreative Summer Campは、福島県の南相馬市、川内村、広野町です。

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なぜこの3地域にしたかというのをお伝えしたいと思います。

まずこの3地域共通で言えるのは、2011年3月11日の東日本大震災の時に被災した地域だということです。
被災の内容は、当然津波の被害もありましたが、この3地域は原発の影響で帰還困難区域になったところが多いです。
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5年以上経った現在は、除染も終わり帰還禁止は解除され、現地に人々が戻って来ました。
ところがやはり大きいのは風評被害です。
帰還する人の人数もそうですが、外に農作物を売る時も大変です。

それではなぜ2017のこの年になぜここを選んだのか?

それは、5年以上経った今だからこそ、クリエイティブの力で福島を発信する必要があると考えたからです。
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福島は、今なお、原発の問題を抱えているのは現状としてあります。
他の県の被災地と比べて、非常に大きな問題を抱えていますし、東京や関西圏に住んでいるとまだまだなのかな、、、というイメージもあると思います。
ところが現地に行ってみるとそうではありません。

復興に向け、人々が集まって来ていますし、逆に震災前よりも盛り上がっている地域もあります。

そういった福島の「今」を絶対にクリエティブで発信できるし、する必要がある。
私たちはそう考え、福島県だけにフォーカスしてCrative Summer Campを開催することにしました。

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今回1つ目の南相馬市は、沿岸地帯は津波で大きな被害がありました。
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原発に一番近い小高地区は、去年避難指示解除が出たばかりのところでもあります。
ここは、野馬追祭りなど、1000年以上の伝統をもち、現地の人も復興に向け頑張って動いています。
とにかくここの人たちは、アツイ方々が集まっていて、面白いイメージです。

2つ目の川内村は、のどかな田舎村という形で、自然がものすごく綺麗です。
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川内町も負けじと、マラソンイベントを開いたりなど、様々な復興に向けた活動をしており、現地の方々も熱い想いを持っています。
温泉もあり、自然が好きな方はこちらがいいと思います。

3つ目は、広野町です。34378955055_fd6abf31bd_z

広野町も沿岸地帯は津波の被害を受けました。
ここは、原発の作業員なども3.11以降たくさん入って来まして、
「東北に春を告げるまち」という愛称を持つこの町ではその名の通り温暖で、穏やか。
みかんの栽培などもやっているようです。
またトンボの歌の発祥の地でもあり、面白いコンテンツもたくさんあります。

5年以上も経った東日本大震災ですが、あの時何か自分の力で復興に携わりたい、そう思った方もたくさんいると思います。
もうボランティア活動もないし、、、と思われると思いますが、今だからこそ、僕たちにできることはたくさんあります。

また若い時に「今の福島」を自分で体験して、それをアウトプットするというのは、自分の人生にとって有意義になるでしょう。
そう行った意味でも、是非今年のCreative Summer Camp参加して見てはいかがでしょうか?

参加を検討されたい方は以下から!
http://my-jpn.com/csc
皆様と一緒に夏のひと時を過ごせることを楽しみにしています!

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