先日の吉川さんの記事に続き、Creative Summer Camp(以下、CSC)参加者インタビュー第2弾です!
今回紹介するのは、CSC2015の赤湯コースに参加した北島拳さん(東洋大学 4年生)。
所属していたチーム「fにこる」は、”赤湯温泉の温泉水が飲める!”という特徴に着目し、
映像を制作。見事に赤湯コース 現地優秀賞を受賞しました!
当時大学3年生だった北島さんは、CSCを通して何を感じ成長できたのか、早速お話を伺っていきます!
-CSCに参加した理由は何ですか?
2015年5月に開催された、my JapanキックオフイベントでCSCを初めて知ったのがきっかけでした。
もともと広告業界に興味があったので、クリエイティブにも惹かれていました。
でも、制作したり考えたりしたことはなかったんですね。
そこで知ったCSCの審査員には、広告業界のレジェンド達の名前がずらり!
これは絶対に成長できるし、良い機会だと思い参加を決めました。
-CSCが、自身の成長の場所として絶好な環境だと思ったんですね。ではその中で、赤湯コースを選んだのはなぜですか?
「赤湯」という地域を知らなかったからです。
初めて聞いた時、「赤湯?」ってなりましたね。ただ、それがどんどん赤湯に対する興味に変わっていったんです。
あ、温泉街、というのも魅力的でした(笑)
–その赤湯コースを終えて、一番の思い出はなんでしたか?
それはやっぱり、現地発表会で優秀賞をいただいたことですね!
初心者ながらも、自分がプランナーを務めた作品が広告業界のレジェンド達に好評価をもらったのは嬉しかった。
しかも、中島信也さんや河尻亨一さん、PARTYの伊藤直樹さん、博報堂の木村健太郎さん、須田和博さんという方々を前にプレゼンした経験って、よく考えると普通じゃないですよね(笑)
めちゃくちゃ緊張したんで、知らぬ間に肝がすわりましたよ。
そのおかげで就活の面接でもあまり緊張しないで済んでます(笑)
–いいですね!優秀賞の受賞やプレゼンに向けて、大変なことも多くあったと思います。
その中で成長を自覚できた場面などはありましたか?
成長というより、横のつながりができたのは大きな財産となっています。
興味関心の近い同世代とつながると、いろいろな刺激がもらえます。
今も、CSCで出会った人たちと、将来の話とか就活の話とか、お酒を飲みながらしますね。
あとは、クリエイティブについて無知な僕が企画から撮影、編集までの制作フローを体験できたことです。
社会人の方と一緒に行う作業は全てが、成長の材料でした!
(北島さんは、映像制作会社にお勤めの社会人2人と同じチームでした。)
-これまで、昨年についてCSCに話してもらいましたが、今年のCSCはどう思いますか?
就活が終わったら、参加したいですね(笑)
映像を制作したいという面もありますが、いろいろなバックグラウンドを持った人たちとつながりたいという気持ちが大きいです。
CSCにはいろいろなすごい方が集まるので、その人たちと横のつながりを作りたいですね。きっとそれが社会人になった時の財産になると思います。
現に、過去の参加者同士で他のプロジェクトを動かしたり、ビジネスコンテストに出場している人たちもいるので。
–今年の参加もお待ちしてます!もし参加するとしたら、どのコースを選びますか?
福島県田村市コースですね。聞くところ、特異な観光スポットが少ないそうです。
でも田村市にも魅力は必ずあるはずです。その状況って、赤湯にすごく似てると思うんですよね。赤湯にも、実際に足を運ばないとわからない魅力がたくさんありました。
また、まちの人が思ってるまちの魅力と、外部から感じる魅力は違うとおもうんです。そう考えると、田村市のテーマである「よそ者視点」からの発見も多い気がします。
まちの方々が気付いてない魅力を掘り起こして、表現するのがクリエーターの醍醐味だと思うんです。だから、他の地域と比べて自由度の高い田村市にやりがいを感じます。
就職活動の合間を縫い、インタビューに答えてくれた北島さん、ありがとうございました!
CSCをきっかけに多くの同世代とつながり、それを将来の糧にしていく。参加者の方同士がそうやって繋がっていくことは、運営スタッフも大変嬉しく思っています!
北島さんのチームの作品はこちらからご覧頂けます。
【現地優秀賞】
チーム「fにこる」
作品名:『赤湯でカイン!』
今年の開催地域は、
徳島県 神山町、新潟県 佐渡島、福島県 田村市
の3地域です!
CSC全体の詳細については、こちらをご覧ください。
北島さんの話にも出た通り、今年の開催地域の一つでもある田村市のような、
まだ発掘されてない魅力が多く眠ってる地域をいろんな角度から切り取って、映像にするのがこのキャンプの大きな楽しみの一つです!
皆様からのお申し込み、心よりお待ちしてます!
text:黛(まゆずみ)